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Objectの説明

IndicatorInfo

IndicatorInfoクラスは一般的なインジケータの説明情報を提供します。
システムはgetIndicatorInfo()メソッドを呼び出す事でインジケータから取得します。
IndicatorInfoはフィールドと対応するSet/Getを持ったシンプルなクラスです。

このクラスは以下属性を持っています。
属性 詳細
name インジケータの名前。
これはインジケータを識別するのに使われるグローバルユニーク名です。
SMA、MACD、CCIは全てインジケータの名前です。
name インジケータの名前。
これはインジケータを識別するのに使われるグローバルユニーク名です。
SMA、MACD、CCIは全てインジケータの名前です。
title インジケータの簡単な説明。
例えばSMAインジケータの"Simple Moving Average"。
groupName グループ名。
インジケータのヴィジュアルグループに使用します。
overChart 属性がTrueに設定されている場合、インジケータはローソク足が表示されているパネルにインジケータ描画されます。
算出されたインジケータはチャート価格と同じ価格範囲に収める事をオススメします。
overVolumes 属性がTrueに設定されている場合、インジケータは出来高表示しているパネルに描画されます。
出来高量と同じ範囲に収める事をオススメします。
unstablePeriod 幾つかの指標(EMA等)は'安定化'期間を持っています。
算出開始したローソク足の場所に応じて、最初の値のいくつかは不安定(正しくない算出結果)になります。
この現象を回避する為には、この属性をTrueに設定する必要があります。
システムはより多くの値を計算し、算出開始時の不安定な値を無視します(ロックバックによって最初の100以上の値が無視されます)。
算出は遅くなりますが、安定化期間で算出され、算出結果は安定します。
numberOfInputs インジケータ算出用のインプット数
numberOfOptionalInputs (SMA算出期間のような)オプションパラメータ数
numberOfOutputs インプットの各要素用の算出された値の数。
The output represents one line generally.
showOnTicks Trueにした場合、Tickチャート上にインジケータ描画します。
インジケータがTickチャートで描画されるようにセットされている場合、 インジケータは1秒ローソク足に基いて作成されます。
recalculateAll Trueにした場合、利用可能な全てのインプット配列でインジケーターを常時再計算します。
チャート上に新しいローソク足が生成された時、素早く計算する為に新しいローソク足だけが計算されます。
幾つかのインジケータは、安定したアウトプットを作成する為に可能な限り多くの値を要求します。
例えば、SARインジケータは不安定な期間を指定されていない場合、 最初の正しい値はデータに依存し、可能な限り間違った値にならないようにします。 これは利用可能な全データ(スクリーン上に表示されているデータの3倍以上)で常に再計算します。
isRecalculateAllメソッドは全チャートデータが再計算されたかチェックするのに使用します。
sparceIndicator Trueにした場合、システムは画面上に表示される値よりも多い値でインジケータを描画します。
例えば、ZIGZAGインジケータは方向を変えるローソク足の値だけを計算します。
sparceIndicatorがfalse(デフォルト値)の場合、システムはスクリーン上に表示されているデータと、スクリーン外のもう一つのローソク足のインジケータを描画します。
ZIGZAGの場合は、表示されている部分と表示されていない部分の値を結ぶラインを正しく描画出来ません。
この問題を回避する為に、sparceIndicatorをTrueに設定し、システムにスクリーンで表示されているローソク足よりも多いデータが必要である事を伝えます。
LEVELタイプのアウトプットのインジケータにも同様の事が言えます、trueにしないとスクリーン上の左端のインジケータが消えてしまいます。

このクラスは2つのコンストラクタを持っています。
  • constructor IndicatorInfo()
    空のIndicatorInfoオブジェクトを生成します。
  • constructor IndicatorInfo(String name, String title, String groupName, boolean overChart, boolean overVolumes, boolean unstablePeriod, int numberOfInputs, int numberOfOptionalInputs, int numberOfOutputs)
    空のIndicatorInfoオブジェクトを生成し、全フィールドを埋めます。

InputParameterInfo

InputParameterInfoオブジェクトはインジケータのインプットを説明ます。
システムはcallinggetInputParameterInfo()メソッドによってインジケータからそれを取得します。
InputParameterInfoはフィールドと対応するSet/Getを持ったシンプルクラスです。

このクラスは以下属性を持っています。

属性 詳細
name インプットの名前
type インプットの型。
現時点では、DOUBLEはある価格の配列を意味します。
PRICEの場合、システムはいくつかの価格配列(double[5][n]とBAR(IBarオブジェクト配列))を与えます。
PRICE型の価格は、始値、終値、高値、安値、出来高の順になります。
appliedPrice 価格の変換方法を指定する事が出来ます。
これはDOUBLE型の価格にのみ影響します。
instrument セットした場合、インプットには他通貨ペアのデータが含まれます。
period セットした場合、インプットには指定した期間のデータが含まれます。
side セットした場合、インプットには指定したオファー側のデータが含まれます。

instrumentとperiodとsideをセットしたインプットは、
他インプットからの全期間をカバーするデータがあるという保証はありません。
いくつかのケースでインプットを空にする事が出来ますが、それは通常新しいデータがダウンロードされた後にもう一度計算されます。

このクラスは2つのコンストラクタを持っています。
  • constructor InputParameterInfo()
    空のインプットパラメータ説明を作成します。
  • constructor InputParameterInfo(String name, InputParameterInfo.Type type)
    空のインプットパラメータ説明を生成し、全フィールドをセットします。


OptInputParameterInfo

OptInputParameterInfoクラスはインジケータオプションインプットを説明します。
この情報はJForexプラットフォームでカスタムインジケータを開いた時に表示されます。
システムはgetOptInputParameterInfo()メソッド呼び出しによってインジケータからそれを取得します。
OptInputParameterInfoはフィールドと対応するSet/Getを持ったシンプルクラスです。
このクラスは以下属性を持っています。

属性 詳細
name パラメータ名
type パラメータの説明に追加します。
Can be PERCENT, DEGREE, CURRENCY or OTHER which is also default value
description このパラメータを記述するオブジェクトです。
DoubleListDescription, IntegerListDescription, DoubleRangeDescription, IntegerRangeDescription
のインスタンスにする事が出来ます。


DoubleListDescriptionとIntegerListDescription
DoubleListDescription と IntegerListDescriptionは、パラメータの型のみが異なります。
前者はdoubleで、後者はintです。
両方とも定義済みの値のリストのようにインジケータパラメータを説明します。
例えば、移動平均の型のリストです。
ListDescriptionには3つの属性を持っています。

属性 詳細
values double valueの配列。
valueNames配列に対応する値の名前。
valueNames valuenamesの配列。
values配列に対応する値。
defaultValue デフォルト値。
values配列のいずれかの値のみ指定可能。


DoubleRangeDescription and IntegerRangeDescription
ListDescriptionと同様に、この2つのDescriptionの違いはパラメータだけです。
RangeDescriptionはパラメータ値の利用可能範囲を説明します。
RangeDescriptionは以下属性を持っています。

属性 詳細
min 最小値
max 最大値
defaultValue デフォルト値。
minとmaxの間の範囲内のみ指定可能。
precision 小数点以下の桁数
suggestedIncrement spinnersで使用するインクリメント。
ユーザーが上矢印や下矢印を押した時に、どれくらい加減算させるか。

このクラスは2つのコンストラクタを持っています。
  • OptInputParameterInfo()
    空の説明オブジェクトを作成します。
  • OptInputParameterInfo(String name, OptInputParameterInfo.Type type, OptInputDescription description)
    説明オブジェクトを生成し、全フィールドをセットします。


OutputParameterInfo

OutputParameterInfoクラスはインジケータ出力を説明します。
システムはgetOutputParameterInfo()メソッドを呼び出してインジケータからそれを取得します。

OutputParameterInfoはフィールドと対応するSet/Getを持ったシンプルクラスです。
このクラスは以下属性を持っています。
属性 詳細
name アウトプットの名前
type アウトプットの型はDOUBLEとINTとOBJECTが指定出来ます
drawingStyle システムがどのようなアウトプットを描画するかを定義します。
これにはラインやヒストグラムやラインの実線・点線も含まれます。
color アウトプットの色のデフォルト値を定義します
arrowSymbol drawingStyleがARROW_SYMBOL_UPまたはARROW_SYMBOL_DOWNの場合、
この属性は矢印として描画するUTFシンボルを定義します。
histogramTwoColor Trueに設定し、drawingStyleがHISTOGRAMの場合、
ヒストグラムのバーは0より大きい場合は緑色で描画し、0未満の場合は赤色で描画します。
shift アウトプットをシフトさせるローソク足の数。
正数は右へシフトし、負数は左へシフトします。
drawnByIndicator Trueに設定した場合、インジケータはdrawOutputメソッドを定義する必要があります。
このメソッドはチャート上にアウトプットを表示する必要がある度に呼び出されます。
gapAtNaN アウトプットの値がDouble.NaNまたはInteger.MIN_VALUEと等しい場合、
チャート上の対応するローソク足にギャップがあります。
デフォルト動作では直前のNaNでは無い値と、次のNaNでは無い値を接続します。


DrawingStyle

インジケータは以下の描画スタイルをサポートしています。

描画スタイル 詳細
NONE アウトプットに何も描画しません。
ストラテジーから呼ばれている時だけ値を使用できます
LINE シンプルなラインが全ての値を結びます
DOT_LINE ドットライン
DASH_LINE ダッシュライン
DASHDOT_LINE ダッシュとドットのライン
DASHDOTDOT_LINE ダッシュとドットx2のライン
LEVEL_LINE レベルライン。
レベルラインは常に描画される水平線です。
ただし、最新のローソク足が"screen buffer"にあり、最新の値がNaN以外かInteger.MIN_VALUE以外の場合に限ります。
LEVEL_DOT_LINE ドットのレベルライン
LEVEL_DASH_LINE ダッシュのレベルライン
LEVEL_DASHDOT_LINE ダッシュとドットのレベルライン
LEVEL_DASHDOTDOT_LINE ダッシュとドットx2のレベルライン
DOTS 全ての値を点で描画します
HISTOGRAM ヒストグラムを描画します。
すべての値はヒストグラムバーで描画されます
ARROW_SYMBOL_UP 上向きの矢印を描画します。
矢印のシンボルはカスタマイズ出来ます。
ARROW_SYMBOL_DOWN 下向きの矢印を描画します。
矢印のシンボルはカスタマイズ出来ます。
PATTERN_BOOL 値が0以外の場合、ローソク足の周囲に括弧を描画します
PATTERN_BULL_BEAR 値が正数の場合はローソク足の周囲に緑色の括弧を描画します。
値が負数の場合はローソク足の周辺に緑色の括弧を描画します。
PATTERN_STRENGTH 値が正数で100以下の場合はローソク足の周囲に明るい緑色の括弧を描画します。
値が100より大きい場合は緑色の括弧を描画します。
値が負数で-100以上の場合は明るい赤色が描画されます。
値-100未満の場合は赤色が描画されます。

ネストされたクラスのOutputParameterInfo.Type と OutputParameterInfo.DrawingStyle はカスタムインジケータアウトプットの描画スタイルと型を表します。



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